おきもち株に出会うまで④

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こんにちは!
男女の双子を育児中のパッピオと申します。
育休を拒否された元介護系の社畜で、現在はその時に貯めた資金で株投資を行っています。

おきもち株って何?という方はフロントページにおきもち株とその買い方について書きましたので、ホームのアイコンかサイト上部の「おきもち株」をクリックしてくださいませませ。

一度環境を整えれば、家事・育児の合間や仕事の休憩時間などスキマ時間にスマホでちょっと操作するだけでOK!!


「株主優待」
株式会社から一定数以上の株を所有している株主に与えられる、色々な優待制度。

早い話、優待制度のある株を長く持っていれば、配当金とは別に様々な品物やサービスが受けられる。
例えば商品券やクオカード、お米などのギフト、グループ会社のサービス優待券…。
本当に様々。




お得な株主優待がある株を、権利を受けられる株数だけ買って待ち続ける。
そうすれば株主優待と配当金の両方をゲットする事ができる!!

しかも、株価の上がり下がりを気にする必要がない!


これはデイトレードを諦めた自分にすごく向いている、と直感が走りました。
それからはお決まりの「スマホで検索」でおススメの優待株を選別して購入する日々。

・TATERU(現Robot Home) 
 クオカード


・明星工業
          
 
JCBギフトカード

・ビックカメラ        

 お買い物優待券

・すかいらーく        

 優待食事割引カード

・吉野家ホールディングス   

 優待食事割引券

・KDDI           

 カタログギフト

これらの株を優待目的で購入。

あとは優待の権利が得られる時期まで持ち続ければいいのかぁ~…。


毎日株を売り買いする必要が無くなりちょっとヒマだったけれど、優待株中心になるとこんなものなのかな。と感じながら月日が過ぎていく。

数か月くらい経つと、ぽつぽつと株主優待や配当金が届き始める。
初めての不労所得!!

株主優待中心なので配当金は少ないけれど、生まれて初めての不労所得というものに少し感動。
持ち続けていればどんどん優待品や配当金が貯まっていく。


「なんだ~、株って簡単だなぁ。」

あれ?デジャブ?
そう、そんな簡単なら誰も苦労はしない。




しばらくしてから突然、TATERUの株価が急落
原因は融資預金残高改ざん。その他諸々。つまり不祥事…。
株価急落だけならまだ良かったけれど、次に発表されたのが「株主優待廃止」。クオカードの優待を取り止めるという。



このままだと、配当金すら怪しくなってしまう。いや、もしかたら倒産…。
そうしたら株を持っていても意味がない。
どうしようどうしよう…。



あせってしまった自分は、含み損を抱えマイナスのままのTATERUの株を売ってしまいました。
初めての損切り。せっかく色々な優待や配当金でプラスになっていたのに、これでまたトントンに…。
「あぁ、やっぱり株って難しいんだなぁ…。」



しかもこれで不幸は終わらなかった。
当時は2020年の年明け。
そう、あのウィルスが日本で初確認されてしまったのだ。


コロナショックの幕開けである。





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